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2024.01.01

プレスリリース

2024年 年頭のご挨拶

あけましておめでとうございます。

まず、令和6年1月1日 石川県能登地方を震源とする大規模災害により 被災されましたすべての方々に、心よりお見舞い申し上げます。
被災地域の皆さまの安全確保、そして1日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
 


2023年を振り返って


 
さて、昨年は社内において様々な取組みを推進頂きました。

イノベーション共創企業の実現に向けて
 

 ・企画開発型パートナーシップの実現に向けた活動の質的向上
 ・グローバル事業の拡大に向けた既存エリアと新たな地域への拠点展開の検討
 ・新入社員を対象としたグローバル人材研修の導入
 ・CSR経営推進のプロジェクト化
 

など将来に向けた新たな取組みの推進に注力頂きました。

引き続き先行きの見えない事業環境の中ですが、将来を見据え、注力を頂きたく思います。 
 


百周年を迎えるにあたって


 
さて、わが社は今年 2024年3月に創業100周年を迎えます。
 

当社は大正13年 に創業者の下田利之が大阪 天王寺区で絶縁材料の販売を始めたことからスタートしました。
創業者は熊本県の生まれで、幼少期より商売を志しており、23歳になるころには、商売の町大阪に単身で乗り込み当時、急速に成長する電気業界に可能性を見出しました。
 

創業者が理念として打ち立てた言葉である「企業は永遠なり」は、決して「自分たちだけが生き残ればいい」「そこそこの企業であればいい」という言葉ではありません。創業者が会社を大きくした戦時中から戦後にかけて、あらゆる分野・業界で多くの会社が興り、なくなりました。そういった環境下で「企業は永遠なり」を実現するということは、決して現在の位置で、目の前のことで満足することではなく将来のビジョンを描き、それを達成するために思考・行動し続けることに本質があります。
 

そこから100年、今では電気にまつわる製品は、私たちの生活に欠かせないものにまでなりました。わが社が現在に至るまで発展し続けられた要因には、創業者の先見の明と、それを信じ、ひたむきに仕事に励んだ諸先輩の仕事に対する情熱があります。
 

先人たち、そして今働く社員の皆さんが紡いできたこの100年を、次の世代につないでいくために、わが社では昨年度より、「百年企業プロジェクト」の取組を開始いたしました。
 

創業100年を記念するとともに、次の100年に向けて新たに歩みだす第一歩として、周年イベントを開催するとともに、様々な取り組みを進めておりますのでよろしくお願いいたします。
 


最後に


 
2024年の干支は甲辰(きのえたつ)です。甲辰は、昨年までの努力してきたことが実を結ぶ年とされます。中期経営計画の最終年として、皆さんと共に成功という芽が成長し、努力してきた成果が結実することを期待します。
 
また、本年は、100周年を迎える年であるとともに、企業として「挑戦の年」であるとも感じております。イノベーション共創に向けて、いまだ課題は多いと思われますが、実現には社員の皆さんの協力が無くてはなりません。そのためも、新型コロナだけでなくインフルエンザなども流行していますのでお互いに「健康第一」でまいりましょう。 本年もよろしくお願いいたします。
 

下田工業株式会社
 代表取締役社長 下田 寛二